夜になるとふと月を眺めてしまうことはありませんか？

お月見という行事があったり、月をモチーフにした物語があったりと、

私たちは自然と月というものに親しみや魅力を感じているようです。


地球にと近い惑星である月は、

海の満潮や干潮を引き起こすといった影響を与えるのみでなく、

そのパワーは人間の情緒にまで影響を与えるとも言われています。

その月が生み出す「魔の時間」と呼ばれるものが、ボイドタイムです。


このボイドタイムというのは、西洋占星術で用いられる言葉です。

月は１２星座を巡り動いているため、

時に他の星座と特定の角度(アスペクト)を持った位置関係になったり、

どの星座ともアスペクトを作らなくなったりします。

月がどの星座ともアスペクトを作らなくなった時点から

次の星座とアスペクトを作るまでの空白の時間のことを、ボイドタイムと呼びます。


このボイドタイムには、

月を経由して地球へやってくる星座のパワーが遮断されてしまうとされ、

人間の感情面にも作用し、意思疎通が上手くいかなくなったり

ハプニングが起こりやすくなったりすることから、「魔の時間」と称されるのです。


ボイドタイムは日によってまちまちで、

数分で終わることもあれば数時間かかることもあります。

当サイトの「ボイドタイム一覧」等でボイドタイムは簡単に確認できるので、

その時間帯は商談や会議、新しいことや旅行の出発を避けた方がいいでしょう。


それでは逆に、ボイドタイムで今やるべきこととは何でしょうか。

それは人との関わりを避けて自分自身だけの時間に費やすことです。

瞑想をする時間として利用するのはいかがでしょう。

ボイドタイムを抜けた後の活動に向けての充電や

準備期間としてプラスに捉えてみるのもよいのでは・・・・・


もし、この期間中に人との接触がどうしても避けられない場合は、

予め相手にボイドタイムであることを伝えてみたり、

もしくはいざこざが生じても深刻に考えないようにすることが良いでしょう。

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占星術を知っている人でも知らない人でも、

ここ最近、「ボイドタイム」に気をつけて生活している人が急増しています。

占いに詳しい人はご存知かと思われますが、

今までこの言葉を知らない人も、

知っていたけど今一詳しくはわからない人もいるかと思います。

今回は、そんな方のために「ボイドタイム」とは何なのか、

どのように過ごせばよいのかをご紹介していきます。


　ボイドとは、簡単に言えば「空白」を意味します。

昔から伝わるこの言葉は現在でも占星術者の間では重要な言葉となっていますが、

この空白の時間にしてはいけないことがあるのです。

それは、重要な決め事や、新しいことを始めない」ということです。

何をやってもうまくいかないの何かがこの時間軸には存在しており、

スタートを切るには適していないということなのです。


　一見ネガティブな意味しかないと思われがちですが、

逆を言えば「多方面から考える時間がある」ということになります。


自分磨きや休息を取ってゆっくりと過ごすのもいいですし、

じっくりと自分自身について思考をするのもよし。

また、新しい行動を起こさずに家族や友人、恋人と共に

時間を過ごすことが非常によいとされています。

掃除や運動、いつもより長めの入浴など、

自分に時間をかけることで見つめ直せることが、

見えてくるかもしれません。


　とはいっても、ボイドタイムはランダムに起こりますので、

ボイドタイム中に大事な約束や会議、外せない用事がある場合は、

あくまでも「今はボイドタイムなんだ」という自覚を持って行動すれば、

危機に直面する可能性はグッと低くなります。


人間の脳は賢いですから、

気をつけるように言い聞かせるのとそうでないとでは、

大きな差があるでしょう。

　ボイドタイムで今やるべきこと。

新しい行動を起こさずにあえて立ち止まり、

冷静になる時間を与えてくれる数少ない時間と

ポジティブにとらえてみるのはいかがでしょうか。

そうすれば、ボイドタイムを終えたあとには、一味違う自分になっているはずです。